ファストな補償とスローで持続的な補償を!
18歳以下への10万円の給付金について、公明党や一部野党から、子どもたちを分断する、制限をつけるために対応が遅くなるとの声が出ている。国民民主の玉木代表も、そのような批判をする一人である。だが、この主張は国民全体として受け入れられるものではないだろう。
実際、自民党の言うように所得制限は当然だ。金持ちで子供もいる幸福な家庭に金を配って何とする。そんなことを主張するから、国民の信頼を失うのである。これでは自民党に水を開けられるのも仕方がない。野党の愚かさにも失望ばかりである。
求めるべきは、スピード感のある補償と、スローだが持続的な補償との二つを確立することだ。いま流行りの二刀流である。二万円ほどの低額の緊急補償を素早く行なったのち、きちんとした所得制限とそのための調査を経て、必要な世帯に持続的で大規模な給付を行う。これが国民の理解を獲得する最良の方策であろう。
なぜ!こんな単純なことも野党は主張できないのか。自民党政治は打倒せねばならない。そのためにこそ、真に国民目線の政策提案を示さねばならないのに、この程度の思索さえできぬ野党代表!
我々プレープスは、こんなにも低劣な野党の政策の質を向上させるためにも、国民目線からの意見発信を続けていかねばならない。