消費増税および低所得層への手厚い補償を!
2021年度の衆議院選挙で明らかとなったことは、現行の野党勢力が消費税減税を肯定していたことである。
対してわれわれプレープスは、消費税増税こそが真に必要であると主張する。
その理由はまず、消費税減税が結局のところ高所得者層=高額消費者に利するものであるということだ。彼らが高額の商品を買い求める際、消費減税は最大の効果を発揮する。
われわれプレープスが消費増税を求めるのは、高額消費者から収税し、そこから低所得者への補助金を捻出すべきと考えるからだ。消費減税は高所得者をより利する政策であるから、低所得者への分配を重視した政策をこそ取るべきと主張するのである。
かつて言われた「消費増税は消費を冷え込ませる」という危惧は、二桁10%となった現在からすれば、高所得者=高額消費者およびその代弁者の詭弁であったことは既に明らかであろう。低所得者は必要なものを買わざるを得ず負担は増えるが、それは補助金によって賄えば良い。高所得者は結局、増税しても欲しいものを欲しい分だけ買うであろう。高額消費者が納税をケチるための文句が「消費税を上げると消費が減る」であったのだ。